女性で秘書というものに憧れを抱いたことのある方も多いのではないでしょうか?
眼鏡にスーツでビシッと決めて、いかにも「デキる女」という感じですよね!
この秘書という仕事に大きく関係してくるのが秘書検定という資格なのですが、実は私生活でも役立ってくれるものなのです。
秘書検定とは、どんな資格?
秘書検定は、文部科学省後援で信頼度が高い資格です。
就職活動を控えた学生や社会人に人気で、年間に約14万人が受験しています。
3級、2級、準1級、1級とあり、3級から2級までは筆記試験の一次試験のみですが、準1級から1級は一次試験である筆記試験に合格すると今度は二次試験である面接試験が待っています。受験資格に制限はなく、誰でも目指すことのできる資格となっています。
年間受験者数は約14万人!
- 冠婚葬祭や電話応対、文書作成などマナーの基礎を学べる
- 就職活動を控えた学生や社会人に人気
- 「秘書技能検定試験 ●級合格」と履歴書に書ける
実務で活かせるマナーを身に付けたい社会人はもちろんのこと、就職活動を控えた学生まで、幅広い方に人気の検定です。
秘書検定の受験生の感想
引用:@ydk_rikachan
引用:@MYPR0ucsMEFUY6v
秘書検定で学べること
秘書検定は、社会で必要とされる資質、職務知識、一般常識、マナー・接遇、技能の5つについて勉強していくことになります。
ざっくりと言ってしまえば、ビジネスマナーをはじめとした社会人に必要な知識やスキルを身につけることができます。
準1級以上になると筆記試験だけでなく、面接試験もあります。
その面接では、態度や振る舞い、話し方の調子、言葉遣い、物腰、しぐさ、身なりなど細かく見られることになりますので、こういったところの勉強も必要になります。
社会人なら誰でも役立ちます!
事務職、営業職、接客業として今現在働いている方、これから転職を考えている方にとっては、実務ですぐに活かせる資格です。
就職活動でも有利になるため、高校生や大学生も秘書検定を受験しています。
書類の作成や電話応対など、多くの方が苦手としている業務で積極的に活躍することができます。
職場で頼られる存在になれるかもしれませんね。
秘書検定は私生活でも役立ちます
秘書検定というと職場でしか活かせないと思っている方もいるかもしれませんが、秘書検定で学ぶ知識は私生活でもかなり役立ってくれます。
冠婚葬祭でも慌てることはありませんし、何よりも女性としての魅力をアップさせてくれるのです。
丁寧な言葉遣いや物腰に惹かれる男性というのは多いはずですよ。秘書検定がきっかけでプライベートのほうも充実してくるかもしれません。
秘書検定の難易度
3級は合格率60%前後、2級は合格率50%以上と3級と2級は比較的難易度は低いと言えるでしょう。
準1級以上は面接試験も実施され合格率は30%台となり、難易度が高くなります。
総合的にみると秘書検定の難易度は易しいといえます。1日1~2時間ほどの勉強で1か月頑張れば合格を目指すことができます。
もちろん、独学でも秘書検定に合格できます。
秘書検定の合格率
秘書検定3級:60%~70%前後
秘書検定2級:50%~60%前後
秘書検定準1級:30%前後
秘書検定の試験概要
試験内容
- 必要とされる資質
- 職務知識
- 一般知識
- マナー・接遇
- 技能
出題形式
2級・3級
筆記試験のみ。
(約90%がマークシート択一式問題、約10%が記述問題)
準1級
筆記試験と面接(筆記合格者のみ)
(約60%がマークシート択一式問題、約40%が記述問題)
1級
筆記試験と面接(筆記合格者のみ)
(100%が記述問題)
秘書検定の申し込み方法
秘書検定試験に申し込み方法は、受験料の支払方法の違いを含めて、4つの方法があります。
- ネット申込(クレジットカード支払い)
- ネット申込(コンビニ支払い)
- 書店申込(現金支払)
- 郵送申込(現金書留)
インターネットで申し込む場合は、実務技能検定協会HPから秘書検定ページにアクセスし、クレジットかコンビニかで検定料を支払います。
願書による申し込みをしたい場合は、書店・大学生協などで検定案内(願書)をもらい、書店で申込むか郵送で申込む方法があります。