資格

家庭料理技能検定とは、どんな資格?

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料理に関する資格はいろいろあるものの、できればもっと実践的な資格がほしいという方も多いのではないでしょうか?

そういった方にこそおすすめしたい資格が、最近女性を中心に注目を浴びている家庭料理技能検定です。

小学生~高校生の食育がメインでしたが、社会のニーズにあわせ対象を小学生から親、シニア世代のあらゆる年代の方へ広がりました。

家庭料理技能検定とは、どんな資格?

家庭料理技能検定は、文部科学省や農林水産省が後援している信頼度が高い資格です。

5級(小学生程度)から1級(食物系大学卒業程度)まで、家庭料理について幅広い知識と技能が身につく検定です。

5級・4級は筆記試験のみ、3級以上は筆記試験に加え実技試験があります。

女性を中心に人気!

  • 家庭料理の基礎知識と調理技術が身につく
  • 独学で合格できる
  • 栄養士や調理師はもちろん、OLも多数受験している

家庭料理を体系的に学べる機会は少ないため、食に関する仕事に携わる人たちも、より高い知識や調理力を身に付けるために資格試験を受けています。

テキストや問題集はこちら

家庭料理技能検定の受験生の感想

随分とお久しぶりの更新になりましたが、その間に検定合格致しました。家庭料理技能検定三級!来年は二級を受験したいので魚の三枚下ろしを極めたいと思います。家庭料理はやはり大切だなぁ。もっと勉強したいです。 引用:‏@yukaogohan
家庭料理技能検定の勉強してるといかに自分の食生活が悪いか思い知らされるよね、うん(´・ー・`) 引用:‏@light1120_moon
お母さんみたいに美味しい料理が作りたいって思い始めて10年。家庭料理技能検定受けます☆勉強めっちゃ頑張ります! 引用:@natsumi723525

家庭料理技能検定で学べること

基本的な家庭料理で必要な技術を勉強していきます。切る、むくといったところから調味の仕方まで、そこから下ごしらえや調理の創作、より高度な切る、むく、おろすといった技術を等級に応じて勉強していきます。

私生活で役立つ場面

料理が趣味という方は、趣味の延長線上で資格の取得を目指していくことができます。

楽しく勉強できるでしょうし、自分だけではなく誰かに食べさせる上で健康を意識した料理というものを作っていくことができます。

将来の結婚生活でも役立つ資格になりますし、今まさに結婚を目指している女性にとっても大きな強みとなる資格です。

仕事にも活用できる場面

家庭料理技能検定は、会社で優遇される資格ではありません。

そのため、取得したからすぐに年収が大幅アップといったことは期待できないのですが、家庭料理技能検定を持っていることによって料理教室の講師といった新しい仕事につながる可能性があります。

調理や料理に関する仕事をしている方にとっては、信頼度のアップにつながる他、資格の勉強を通じて得た家庭料理の基礎知識が大いに役立ちます。

家庭料理技能検定の難易度

5級から3級までは難易度としては、低い傾向にあります。6割から7割の方が合格しています。

ただ、2級から1級になると難易度は高くなり、やや難しくなります。合格率も3割から2割程度になります。

1日2時間の勉強を半年ほど続けて1発合格という方もいますので、1日にもっと時間を割くことができれば短期間での取得も目指せるでしょう。

もちろん、家庭料理技能検定は独学での合格も可能です。

家庭料理技能検定の合格率

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家庭料理技能検定の試験概要

 試験内容

  • 5級(小学生程度)
  • 食事の役割を理解し、健康で安全な食生活の基礎を知っている

  • 4級(中学生程度)
  • 食事の基礎を理解し、健康で安全な食生活の仕方を知っている

  • 3級(高校生、大学・短大・専門学校の1年生程度)
  • 健康で安全な食生活で求められる知識をもって、初歩的な「切る」、「むく」および、基本的な日常の料理を作ることができる

  • 2級(食物系大学・短大・専門学校の1~2年生程度)
  • 健康で安全な食生活で求められる専門的な知識をもって、「切る」、「むく」、「魚をおろす」および、日常の料理を作ることができる

  • 準1級(食物系大学・短大・専門学校2年生程度)
  • 健康で安全な食生活で求められる高度な知識をもって、目的に応じた献立・調理ができる

  • 1級(食物系大学卒業程度)
  • 健康で安全な食生活で求められるより高度な知識をもって、課題に応じた献立・調理が創作できる

 出題内容

5級 審査基準(出題概要)

  • 日本の食文化を知っている
  • 楽しく食事をするためのマナーを知っている
  • 分の体に必要な栄養を理解し、何を食べればよいかを知っている
  • 調理のための準備の仕方を知っている
  • 材料の準備の仕方を知っている
  • 基本的な調味料を知っている
  • 初歩的な料理の作り方を知っている
  • ごはんとみそ汁を中心とした料理を知っている

1級 審査基準(出題概要)

  • 日本の食文化を伝えることができる
  • 対象者に応じた目的別の食事計画を教えることができる
  • 日本料理、西洋料理、中国料理の特徴を理解している
  • 栄養・食情報について理解している
  • 日常からもてなしまでの家庭料理を教えることができる

 出題形式

出題数 試験方式 試験時間
5級 50問 二肢択一 45分
4級 60問 二肢択一 45分
3級 60問 三肢択一 45分
2級 60問 三肢択一 45分
準1級 60問 四肢択一 60分
1級 60問 四肢択一 60分

公式家庭料理技能検定公式サイト

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